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THE AFRICAN BROTHERS
(ザ・アフリカン・ブラザーズ)
生産者一覧

自然派ワイン(ナチュラルワイン)のインポータ
ザ・アフリカン・ブラザーズ様の生産者一覧(一部)

クリスティヌス

2013年にクリスティヌスエステートがバラトンに設立され、2016年に醸造長のフロリアン・ザルバの参加をきっかけに、本格的なワイナリーへと変貌しました。2018年からビオディナミ農法への移行を始め、2022年9月にビオディナミの認証を取得しました。さらに、アグロフォレストリーやパーマカルチャーのプロジェクトを進行中で、気候変動への対策を着実に進めています。

このワイナリーは、南アフリカのラムズフックで行われた劇的な変革を思い起こさせ、今後の展開に注目が集まっています。現在は地元では有名ながら国際的には無名なワイナリーで、コストパフォーマンスに優れています。将来的には世界的な注目を浴びる可能性が高く、その日も近いでしょう。

ドナトゥス

チェコの新興ワイナリー、ドナトゥスは、2019年にペトラ、エリスカ、ヨセフの3人によって設立されました。小規模なワイナリーで、2020年から商業的なワインづくりを本格化。ペトラはワイン造りと並行してJAVAの開発者としても活動し、エリスカはワインの歴史と文化を研究し、ヨセフは大手ワイナリーのセールスマンとして経験を持っています。ワイナリー名の「ドナトゥス」は、モラヴィアのワインのパイオニアであるサンドナに敬意を表し、「才能」を意味するラテン語に由来します。ラベルには、人々に幸福と愛を広めたいという彼らの思いがカップルのイメージで表現されています。

ユートピア・サイダー

イヴォさんは広告業で成功し、独立して広告代理店を設立。しかし、2011年に妻のエヴァさんと共に田舎の高地に移住し、農業に取り組むことを決意。様々な実験的な農作業を始め、2015年に友人の果樹園からリンゴを収穫し、初めてシードルを造ります。この経験から、自然発酵を重視したナチュラルなシードルづくりに情熱を傾けるようになりました。2016年にはセラーとシードリーに改造した厩舎で初のヴィンテージを生産。現在のりんご園は、スプレーを使わず、自然な肥料を活用し、バイオダイナミック農法への移行を模索中。シードルづくりでは英国の伝統に触発され、ろ過や酸化防止剤の非使用を信条とし、モラヴィアのナチュラル生産者と協力しています。また、ラベルには日本の国旗を思わせるデザインがあり、ユートピアを表現しています。

ニビル

代々続くオーストリア、カンプタールの醸造所で生まれ育ち、14歳から4年間、葡萄栽培と醸造を学校て学ぶ。
その後、シュロス・ゴベルスブルグなどオーストリーのワイナリーにて研修、2016年~2018年の収穫をヨハンメイヤーで経験し、オーストリアに戻り、両親の醸造所を手伝いながら自分自身のワイン「ニビル」を奥様のユリアさんと一緒に立ちあげる。
ヨセフは、長い期間をかけながら、自由で固定されず、唯一の方向に進んでいきたいというワイン造りへの思いがあり、太陽の周りを逆方向に長い周期で回っている唯一の惑星「ニビル」を、自分の目指すスタイルと重ね、ワイナリー名としました。
ボトルのロゴは、その昔、カンプタールの周りに住んでいたケルト人のシンボルからとっており、サイクル(自然環境)を意味し、自然は、健康的で持続可能で循環するものという彼の考えを表しています。

ムーンシャイン

Maanschijnはオランダ語で、月の光という意味でラベルは、そびえ立つ山の頂上、Maanschynkopに由来しています。
Maanschijは、私たちが飲みたい南アフリカのユニークで楽しいワインを造ることです。
2人の若手ワインメーカーのコラボレーションにより、ケープのぶどう畑を表現し、刺激的でエキサイティングなワインを造り上げることを目指しています。
ぶどうからワインまでの工程を最も自然にすることにより、私たちのワインはナチュラルな酵母で発酵します。
発酵と熟成は古木樽で、添加無しで、ノンフィルターで実施。
白ワインはスキンコンタクトしている割合が常に見られ、それが骨格、色、複雑さを美しく造るのに適していると思います。
赤ワインは柔らかな印象があり、私達の好みが反映されています。

ヴィナ・ナ・スルプカフ

このワイン醸造家はスロバキア出身で、ソムリエとしてプラハで働いていたが、ワイン醸造の世界に魅了され、ボジェティツェに移住して独自のワイナリーを立ち上げた。3ヘクタールのぶどう畑を年間4000から5000本の生産量で管理しており、彼のワインづくりは伝統的で自然なプロセスを重視している。ぶどうは足踏みでつぶされ、スキンコンタクトを経て発酵し、木製のプレス機で搾られます。そして、木樽で熟成し、微細酸化が必要なためステンレスタンクは使用されません。ワインは澱と共に熟成し、添加物は一切使用されません。この独自の手法により、彼のワインは深みのある色合いと豊かな風味を持つ、自然なワインとして知られています。

マザー・ロック・ワインズ

「ストンピー」という愛称で呼ばれる小柄で人懐っこい醸造家は、見た目からは想像できないほど魅力的で繊細なワインを醸造します。彼はエルゼンバーグカレッジで醸造学と栽培学の学位を取得し、その後は世界各地でピノノワールやシャルドネなどを学びました。南アフリカに帰国後、タルバッハの小さなワイナリーで成功を収め、現在はスワートランドのマウント・アボラで醸造責任者として活躍しつつ、自身のブランドのワインも造っています。彼は南アフリカのテロワールを最大限に活かし、世界に本格的な南アフリカワインの存在を示すことに情熱を注いでいます。

ピヴニツァ・チャイコフ

スロバキアのニトラ地方・レヴィツェ地区にある小さな村「チャイコフ」に生まれたマレク・ウナークは、祖父から受け継いだワイン造りの伝統を守りながら、特にペセツカ・レアンカという伝統的な品種に情熱を傾けています。この品種は社会主義時代に国際品種に取って代わりましたが、彼の手で再び脚光を浴びています。

彼のブドウ畑はシトノ火山性の凝灰岩と安山岩の土壌で育まれ、四方を森に囲まれています。この独特な環境により、彼のブドウは農薬や化学肥料の影響を受けず、風の影響も受けない理想的な状態で成長します。収穫から醸造まで、すべて手作業で行われています。

マレク・ウナークはテロワール(土地の特性)を重要視し、その特性をワインボトルに詰め込むことに情熱を注いでいます。彼の真摯な姿勢と確固たる自信は、この地のテロワールと伝統的な品種への深い愛情を物語っています。

ドルゥヒ・グレフティ

チェコのムチェニツェ村にある小さなワイナリーは、2008年に最初のぶどう畑を植えた場所です。現在、家族と共に1.5ヘクタールのぶどう畑で様々な品種をオーガニック栽培しています。土壌は黄土と粘土質で、化学薬品を使わずに自然発酵させ、オーク樽で熟成します。ワインはノンフィルターでボトリングされ、毎年ヴィンテージごとにぶどうのブレンドや醸造方法が異なります。

2015年からワインの販売を開始し、短期間で大きな人気を博し、世界中に輸出されています。しかし、ヤロスラヴ(ワイナリーの所有者)はムチェニツェ村のテロワールを最大限に引き立てることに専念し、セラーでの特殊な処理を行わないことにこだわっています。年間の生産量は約5000本となっています。

カセトル

ミハエルは幼少期から農業と馬を愛し、ブルノのメンデル大学でぶどう栽培とワイン醸造を学びました。ワインに情熱を抱き、2018年に夢だったワイナリーを設立しました。多才な彼は俳優業もこなし、馬に関する経験を活かして騎士のトーナメントや馬とのショー、映画制作にも参加しています。

ミハエルは現在、3頭の馬を飼育し、ラベルデザインにも馬を取り入れ、馬は彼にとって共に歩む友達であることを表現しています。彼のワイナリーは自然を尊重し、除草剤を使用せずに持続可能なワイン造りを徹底しています。自然を理解し、尊重する姿勢が彼のワインに独自の特徴を与えています。

ジュリアン・ギヨン

ジュネーブ湖周辺のヴァレー州は、急斜面、多彩なぶどう品種、四季折々の気象条件で恵まれたスイスのワイン産地です。ジュリアン・ギヨンはこの美しい地で、自然に調和したワイン造りを情熱的に追求しています。ジュリアンはブルゴーニュ・ジュヴレでワイン制作の基礎を学び、その後ビオデナミ認証を受けたワイナリーを運営しています。

彼は畑作業のほとんどを手作業で行い、樹木と土壌を大切にし、化学薬品を排除したバイオダイナミック農法を実践しています。ワイン制作においては、単一品種のワインを重要視し、状況に応じて様々な手法を柔軟に取り入れます。ジュリアンは畑にローズクォーツの結晶を埋めて自然との対話を深め、その結果、エネルギッシュで透明感あるワインを醸し出しています。彼のワインは、自然の力との調和と独自のエネルギーが感じられるものです。

ヴァイングート・シェラ―&ツィマー

フェリクス・シェアラーとミヒャエル・ツィマーはワイン醸造家として協力し、2011年にバート・クロツィンゲンにヴァイングート・シェラー&ツィマーを設立。バイオダイナミック農法でぶどうを栽培し、ピノノワールをはじめとする多彩な品種からワインを生産。ラベルにはベルリンとバーデンのシンボルが描かれ、自然なワイン造りと持続可能性に焦点を当てています。

フィリップ・ラルド

フィリップ・ラルドは、フィンランド生まれでオランダで育ち、ワイン業界で働いていました。2013年、モーゼルでのぶどう収穫をきっかけに、急勾配の斜面と古木のリースリングに魅了され、プンデリッヒの古い村に引っ越し、ウルリッヒ・シュタインと出会いました。彼の指導を受けながら、2017年に自身のワインを初リリース。現在はシュタインの畑とワイナリーを手伝いながら、将来的にはシュタインからすべてを引き継ぐ予定です。フィリップ・ラルドは、モーゼルのテロワールから素晴らしいワインを生み出す若手造り手の一人として、将来性が高く期待されています。

ヴァイングート・メルスハイマー

このワイナリーは中部モーゼルの急勾配の斜面に位置し、ライル・ミュレイ・ホフベルクという壮観なぶどう園で主にリースリングを育てています。家族経営の5世代目で、1995年に有機栽培を始め、その後、バイオダイナミック農法を採用しました。ワイン造りにおいては伝統的な手法を尊重しながらも、新しい方法も取り入れています。手作業でぶどうを収穫し、自然発酵を重視しています。ワインの添加物は極力避け、ワインは自然なプロセスで発酵し、9か月から11か月間熟成します。一部のワインはろ過とSO2の添加が必要ですが、残糖が高い場合は再発酵のリスクを避けるために行います。ワインガイドから高い評価を受けており、伝統と革新を組み合わせたアプローチでワインを造り続けています。

クラスナ・オラ

11年前にITプログラミングの学校に通っていたが、伯父のセラーや畑で働くことを始め、ワイン醸造や醸造家の知識を実戦で習得。フランス、オーストリア、イタリアで経験を積み、ひいおじいさんの0.5haのぶどう園から始まり、現在は15haのぶどう園を所有する。ワイナリーの名前は、後ろに美しい山があることから取られた。彼らは低アルコールで飲みやすいワインを造り、ラベルは有名なアーティストであるJaromir99によるもの。賞や富を追求するのではなく、持続可能な土壌を保つことを目標とし、ビオデナミ認証を取得し、ワイナリーを成長させたいとしている。

インテレゴ

スワートランドきっての暴れん坊でファンキーかつクレイジーなヤルゲン。
その性格とは裏腹な、繊細で、ユニークなタイプのワインを造る。
エルゼンバーグカレッジで醸造学と栽培学の学位取得。
その後、旅人になり、フランスの各地やニュージーランド、ロシア、スペインを巡る。
その際、南仏のマタッサで修業したことがきっかけで、自然派ワインにのめり込み、2010年からラムズフックにてアシスタントとしてクレイグホーキンスとともに働く。
彼の目指すところは、ぶどうの個性を存分に出していることと、そして、スワートランドのテロワールの特性が出ていることがこだわりです。

ドミニク・ヘルド

1604年から代々続くドイツ、ラインヘッセンの醸造所で生まれ育ち、高校を卒業後、ドイツの伝統的なワイナリー2か所で見習いとしてぶどう栽培や醸造を経験。
その経験により、ワインに徐々に興味を持ち始め、ぶどう栽培と醸造学を本格的に勉強するために、ガイゼンハイム大学へ進学。
ガイゼンハイム大学在学中にオーストリアのクラウス・プライジンガーのワインに出会ったことが転機となり、そこからナチュラルワインに目覚める。
大学卒業後、さらにナチュラルワインを知りたいと思うようになり、ナチュラルワインの若き醸造家のメッカと言われているオーストリアのゴルズへインターンとして修行し、その後、2019年に父親の畑を借り、自分のブランド、ドミニクヘルドのワインを造り始める。

マリンガ

この人物は家族経営のワイナリーで育ち、オーストリアでぶどう栽培学を学びました。しかし、理論的な知識だけでなく実践的な経験も重要だと気付き、ニュージーランドやドイツで収穫作業に従事しました。南アフリカでもナチュラルワインづくりに感銘を受け、土壌改良や畑の管理に力を入れています。南アフリカの気候と土壌の特徴に合わせて、酸味や調和があり、変化に富んだワインを生産することを目指しています。将来的には、畑の改良や特定の地域でのぶどう栽培に焦点を当て、ワインの品質向上を図る計画です。

シュメルツアー

3代目で当主であるゲオルク・セニ(父)が16歳の時に父親を車の事故で亡くし、高等職業教育学校で農業とぶどう栽培を学んでいたが、やむなく家業を継ぐ。
この時よりビオディナミ、スパゲリック、ハーブの手法を学び、2007年より殺虫剤や除草剤を排除するだけでなく、自然と調和した健全な土壌を維持することで、デメターの分類を超え、ルドルフ·シュタイナーの生物力学的見解に沿った総合的なアプローチを実践。
現在は4代目のゲオルク・ケー(息子)ともに発酵と熟成に時間を掛けられる調和のあるワインをテーマにし、ストレスが無い完全なナチュラルワイン造りを目指している。

スクラプ・パデサトースム

メンデル大学(ブルノ)のクラスメートであったフィリップとヤコブが大学卒業後の2016年に設立したワイナリー。
2人ともワイナリーの家系ではないため、大学卒業後、古いセラーを借りて、リフォームし、小さな醸造所のスペースを確保。
また、自分のぶどう畑を購入することは困難で、オーガニックぶどう栽培者の下で働き、そのぶどうを購入し、独自なスタイルと哲学に基づいた純粋で自然なワインを造っています。
ラベルの意味は、発酵中に起こる小宇宙を現し、ワインの味と香りやそれらの相互関係を象徴することを意図しており、ワイナリー名は、単純にレンタルしているセラーの入り口の上の番地58を名前にしています。

ピヴニツァ・ブラフツェ

ジャンは、祖父から続くワイン造りの家系に生まれました。彼は美術を学び、マーケティングマネージャーとして働いていましたが、徐々にワインに興味を持ち、ワインジャーナリストとしての経験を積みました。後にブラフツェに戻り、2009年にピヴニツァ・ブラフツェという名前のワイナリーを立ち上げました。ジャンはスロバキアのナチュラルワインを牽引し、現在はビオディナミ農法への移行に取り組んでおり、今後のワインに期待が寄せられています。

マダム・フロック

カナダで消防士をしていたデレック、ニューヨークの有名なJack's Oyster Houseで働いていたロバートがオーストラリアのワイナリーで2017年に出会う。代々家族がワイン造りをしている訳ではなく、醸造学を学んだ経験もない2人がオーストラリアとフランスのワイナリーで醸造を経験。ドイツのモーゼルにあるフロックさんの放置された古いぶどう畑に魅せられ、無一文ながら移住し、この放置されたぶどう畑を復活させ、世界で最高のナチュラルワインを誕生させることを目標に彼女に敬意を表して、マダム・フロックという名前で、2018年よりモーゼルでワイン造りを始める。ナチュラルワインとクラシカルワインの良いところを理解しており、両方の市場のギャップを埋め、境界線を曖昧にしたいという思いが強く、そういった部分がアフリカンブラザーズの考えと似ているから非常に共感できる造り手。

ラムズフック

このワイナリーは南アフリカのナチュラルワインのパイオニアで、ワインメーカーのクレイグ・ホーキンスとアシスタントのヤルゲン・ガウズによって設立されました。彼らは南仏で修業し、世界中から注目を浴びる存在となりました。2015年にオーナーがラムズフックを売却したことをきっかけに、クレイグ・ホーキンスは独立し、ヤルゲン・ガウズは別のワイナリーで自分のブランドを立ち上げました。ワイナリーの名前は、この地でカザノワシと呼ばれる大型猛禽が現れ、雌羊と子羊が身を寄せた秘密の場所に由来しています。

ヴィノ・ドヴィヤク

マティアスさんは元々経済学者で、5年ほどワイン造りに関して学び、その後2007年より家族用のワインではなく、商業的なワインを造るようになる。
曽祖父の時代から家族用だけにワインを造っていた歴史を彼が初代で変えます。
(スロバキアは、国として独立したのが1993年と歴史が浅く、造り手はほとんどそのような形が多い)
彼はワイン造りに対して、土地、土地の歴史、生き方を尊重するようなワイン、人の手が必要であっても、自然に任せ、何よりそれを信じるということをモットーにしている。

JHメイヤー・シグネチャー・ワインズ

愛されキャラの「ストンピー」こと、小柄で人懐っこい生産者は、見た目とは裏腹に素晴らしいワインを造り出します。エルゼンバーグカレッジで学び、カリフォルニア、ニュージーランドでピノノワールとシャルドネのワイン造りを基礎から学びました。南アフリカに帰国後、タルバッハのワイナリーでヘッドワインメーカーとして多くの賞を受賞しました。その後、マウント・アボラで醸造責任者として自身のブランドのワインも手がけています。南アフリカのテロワールを表現し、トップクオリティのワインを生産して、南アフリカのワイン造りの真剣さを世界に示すことを目指しています。

ヴィノ・バジャリーク

2014年までメンデル大学でワイン造りを学び、SO2の代替方法を習得。スベティー・ユールの荒れたぶどう畑を修復し、2011年に友達とワイン製造を開始。長期マセレーションと添加物非使用のナチュラルワインを生産。現在、3haの有機ぶどう畑を所有し、生態系を保護。自然発酵と1年以上の樽熟成、ノンフィルターボトリング。

ザ・ブラック・スミス

トレメインは見た目に反して優しい性格の持ち主で、ワインもその優しさを表現しています。彼はフランスやカリフォルニアで修行し、スワートランドのマリヌーで醸造長を務めながら、自身のブランド「ザ・ブラック・スミス」も立ち上げました。その後、大手のファーブルマウンテンで醸造長として働いていますが、将来の独立を目指してぶどう栽培にも取り組んでいます。

ヘイダー

ベルトルトは代々の農家出身で、両親のワイン事業を継ぐことを決意し、ぶどう栽培と果物栽培の大学を卒業。家業を引き継いだ後、ワインを輸出用にボトルで販売し、農薬の使用を中止し、オーガニックおよびデメターの認証を取得。彼のワインはまだオーストリアでは知名度が低く、日本にも輸入されていないため、アフリカンブラザーズが彼のワインを紹介しました。彼のワインとアフリカンブラザーズのモットーは、良質なワインを日常に提供することに共感を持つため、共通の考え方があります。

ヴァインツァーホフ・アルトマン

ニビルのヨセフから紹介をされて繋がったマティアス。
畜産業の家系で生まれ育ったが、代々受け継がれた古いワインセラーと樹齢70年以上の古いぶどうの樹を運よく受け継ぐ。
ワインとビジネスの専門学校に行ったことがきっかけでワインに興味を持ち、オーストリア、ニュージーランド、南アフリカなどで修行を重ね、2018年より初代のワイン生産者となる。
ブルゲンラントのゲオルグ・シュメルツァーを師と仰ぎ、持続可能なぶどう畑や自然の循環を作り、デメター認証の獲得に目指す。

ナボッソ

ナボッソは、スロバキア人のアンドレイとドイツ人のナディア(妻)の2人でスロバキアに立ち上げた小さなワイナリー。
アンドレは、10年間レストランのオーナーを経験した後、ワイン造りの道に転身。
ナチュラルワイン造りを学ぶためにいくつかのワイナリーで働く。
妻のナディアは、2012年にイギリスで住んでいた時にナチュラルワインに出会い、ブルゲンラントのワイナリーで研修、その後コペンハーゲンのワインインポーターで働き、アンドレイと一緒にスロバキアに移住し、現在のワイナリーを建設する。

フレイタグ

このワイナリーは3代にわたる家系のもとで育ち、16歳からワイン醸造の見習いを始めました。ガイゼンハイムでのぶどう栽培とワイン醸造の本格的な学習を経て、実家の醸造所を2016年に継承。2016年以降、自身のナチュラルなワイン製造に取り組み、オーガニック栽培も始め、2020年に正式に認証を受けました。ワイン名の「ネイキッドフライデー」は、名字の「フレイタグ」が英語で「フライデー」を意味し、ナチュラルなワインという意味を込めています。また、「ネイキッドフライデー」は金曜日の夕方、週末のリラックスタイムの始まりを象徴し、楽しくリラックスできるワインを提供したいという思いから名付けられました。

テスタロンガ

南アフリカにおいてナチュラルなワイン造りのパイオニアとして一躍したワイナリーで醸造責任者として働いていたクレイグ・ホーキンスが2008年、満を持して独立。
西ケープ州に点在する放置された高樹齢の畑を借り、自身で耕作し復活をさせるなどして、有機栽培のブドウを採用しています。
ブドウがワインになってゆくプロセスを最小限の干渉で見守り、その年の出来を最大限に生かすワインを造り出します。
全ての工程において添加するものは何も無く、条件の良いヴィンテージでは、瓶詰め時のSO2も添加しません。
毎年ブドウやワインの出来のイメージによってエチケットや名前を変えるなどしており、自身の持つインスピレーションに忠実にワイン造りをする天才肌で、ヨーロッパやイギリス等、各国のナチュラルなワインのマーケットで注目を集めている生産者です。

スミェスカ

イヴァンはワイン家業の背景を持ち、学業を経て世界中を旅し、父親のワイナリーで経験を積みました。その後、妻イヴァと出会い、2018年にモラヴィアの南部に小さなワイナリーを設立しました。ワイナリー名のSmeskaは異なる背景と個性を象徴しています。ラベルには村の意味やワインの特性を示すシンボルがあります。彼らのスタイルは自然と調和し、自然の影響を尊重しつつ、ナチュラルなスパークリングワインの生産を増やす計画も進行中です。

ルナパーク

1998年、祖父と父親がワイナリーを設立し、現在の生産者は3代目で25歳。子供の頃から家族と一緒に農作業をし、メンデル大学でぶどう栽培とワイン醸造を学び、オーストラリアでの経験を積む。ワイナリーは全家族で運営され、祖父は有機農業とワイン生産の先駆者で、エコロジーとビオデナミに取り組んだ。40haのぶどう園、10haのクルミ園、3haの栗園をオーガニックで管理。ワイン造りは太陰暦に従い、ルナパークという名前で表現され、植物を活用して土壌を改善し、無添加のワインを生産。ワインは酸が高くフレッシュで、火山性土壌からエネルギッシュな特徴を持つ。ラベルは友人のダンテがデザインし、ワインバーの元同僚であり、ワイン愛好者でもあるダンテによってアートフルに表現されている。

モレリグ

元々建築業界にいたモレリグ。
2011年にラムズフックからオーガニックのぶどう畑を購入し、それ以来、モレリグファームとしていろんな造り手にぶどうを販売することを主としておりました。
その後、ラムズフックにいたクレイグ・ホーキンスやヤルゲン・ガウズからワインを造ったほうがよいよと言われ、趣味的にワイン造りを開始。
徐々に数量が増え、国内を中心に販売してます。
生産量が極少量なので海外は日本のみとなってます。

サイアンズ・オブ・シナイ

スレテンボッシュの若手生産者。
まだ3アイテムしか造って無く、ルーキー感が半端無いですが、今後はアイテム数も増え、大物に化ける可能性大です。
サイアンズ=植物生物学において、地面よりも上にある、植物(ぶどうの木)の部分のことを指します。
シナイ=聖書のシナイ山ではなく、ステレンボッシュのあるシナイ丘。
そこにブレデル家が代々古いブッシュヴァインの畑をもっており、現在はいとこがそこで耕作しています。

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